助産院あいのて

福岡市、出張専門の助産院です。産む力、うまれる力を信じ、女性と赤ちゃんに寄り添った、一人ひとりの「My助産婦」でありたいと、さまざまな方面で活動中。

自分のルーツをたどる旅

末、母方の祖父の故郷、島原へ行ってきました。


10人きょうだいの上から二番目。

6年前、96歳で亡くなった最愛の祖父。

私が医療の道へ進むきっかけをくれたのも、祖父でした。


山道をすすんでいくと、

周りは畑、田んぼのみ。

遠くには大村湾が見えます。

祖父もこの景色を見ていたのかな。

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本家は今も農業を営んでいて、

まだ実っていたいちご狩りもさせてもらいました!!


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祖父の兄弟は、飲食店やパン屋さんを創業して、その味は、代々受け継がれています。


こちらのお料理は全部親戚の手作りf:id:tanjyo55:20180523003145j:plain


この地域でとれた海の幸、山の幸、親戚の育てたお米を食べると、不思議と元気が湧いてきます。

ご先祖さまたちは、ずっとこの土地のものを食べて生きてきたのだから、私の体も喜んでいるのかも?!と感じずにはいられないのです。


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牛も二頭いて、

こちらは来月出産予定の牛さん。

空っぽのえさ箱、、

「写真はいいから、早く入れてちょーだい」

と言ってるみたい。

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こちらは日本ミツバチの巣箱。

餅つきのとき使う、せいろが使われています!!

なんでも手作りしてくれるおじいちゃんだったなぁ。

この巣箱は祖父の下から二番目の弟さんが作ったもの。

濃厚な深い味の蜂蜜でした♡


車も高速もなく、まだご近所同士で結婚も多かった時代、こんな山奥で育った祖父と

福岡に住んでいた祖母が出会うなんて、奇跡としか言えないよね。


そして繋がれた命のバトン。

こんな奇跡が何万、何千と繰り返されながら、今たしかに生きている自分を、改めてまた愛しく感じる時間でした。