自分のルーツをたどる旅
週末、母方の祖父の故郷、島原へ行ってきました。
10人きょうだいの上から二番目。
6年前、96歳で亡くなった最愛の祖父。
私が医療の道へ進むきっかけをくれたのも、祖父でした。
山道をすすんでいくと、
周りは畑、田んぼのみ。
遠くには大村湾が見えます。
祖父もこの景色を見ていたのかな。
本家は今も農業を営んでいて、
まだ実っていたいちご狩りもさせてもらいました!!
祖父の兄弟は、飲食店やパン屋さんを創業して、その味は、代々受け継がれています。
こちらのお料理は全部親戚の手作り
この地域でとれた海の幸、山の幸、親戚の育てたお米を食べると、不思議と元気が湧いてきます。
ご先祖さまたちは、ずっとこの土地のものを食べて生きてきたのだから、私の体も喜んでいるのかも?!と感じずにはいられないのです。
牛も二頭いて、
こちらは来月出産予定の牛さん。
空っぽのえさ箱、、
「写真はいいから、早く入れてちょーだい」
と言ってるみたい。
こちらは日本ミツバチの巣箱。
餅つきのとき使う、せいろが使われています!!
なんでも手作りしてくれるおじいちゃんだったなぁ。
この巣箱は祖父の下から二番目の弟さんが作ったもの。
濃厚な深い味の蜂蜜でした♡
車も高速もなく、まだご近所同士で結婚も多かった時代、こんな山奥で育った祖父と
福岡に住んでいた祖母が出会うなんて、奇跡としか言えないよね。
そして繋がれた命のバトン。
こんな奇跡が何万、何千と繰り返されながら、今たしかに生きている自分を、改めてまた愛しく感じる時間でした。